初めての育児!さっそく授乳問題…
いくら絶望し、いくら将来を不安に思っても愛しい愛しいかわいい我が子。
初めての育児の始まり。
さっそく授乳問題にぶち当たる。
口唇口蓋裂の息子くんは口がばっくり開いてるからおちょぼ口が出来ずおっぱいを吸えない。。。
私の場合、母乳の出もよくありませんでした。
最初の授乳はかろうじて絞った初乳をお皿に入れ、スプーンで直接口に流し込むという方法。
約10mlを飲ませるのに30分以上かかりました(´・ω・` )
でもこれじゃあこの先たくさん飲ませられない( ;´Д`)
口唇口蓋裂用の哺乳瓶もあったけど、小柄で生まれた息子くんには乳首が硬く大きくてうまく吸えない…
助産師さんが色々試行錯誤してくれて未熟児用の吸い口が柔らかく長めの乳首ならなんとかいける!ということで入院中、そして退院後もそれをお借りして使うことに。
おっぱいを直接吸わせることは早々に諦め。
搾乳したのを哺乳瓶に移してあげてました。
生後1カ月ごろには口唇口蓋裂用の哺乳瓶が使えるようになり、産院にお借りしてたのは返却。
このころになっても母乳の出は悪いまま(私の母も全く母乳が出なかったらしいので遺伝だと思ってる)、搾乳も苦痛になってきたのでミルクあげるようになり、生後2カ月を過ぎるころには完ミになってました。
ちなみに口唇口蓋裂用の哺乳瓶はとっても重宝(*´∀`*)
瓶の部分が柔らかいプラスチックで出来ていて、息子くんは吸う力が弱めだったから押してビューっと出せるのが良かった(o^^o)
出産!
息子くんが生まれたのは2015年1月。
口唇口蓋裂は妊娠中に判明することも多いそうですが、息子くんの場合は産んだ時に判明しました。
産科医曰く、妊婦健診では手で顔が隠れている画像が多くて分からなかった…と(ー ー;)
出産時、私は意識朦朧ではっきり覚えていないけど立ち会ってくれた旦那が言うには、息子くんを取り上げてくれた産科医や助産師さん達が、
「あっ、口が…」
「裂けてる…」
「これって…」
「〇〇先生早く呼んできて!」
ってかんじでヒソヒソ慌ただしかったから息子くんの顔を見る前に異変に気づいたそうな。
しばらくして私も意識朦朧から回復し、医師から口唇口蓋裂の説明と今後の対応について簡単に説明を受けました。
ちなみに私も旦那も息子くんが生まれて初めて口唇口蓋裂というものを知りました。
医師から、
「命に関わる病気じゃないから安心して」
「大人になるころには治るから大丈夫」
とか励まし?を受けたけど、この時は正直…絶望しちゃってました。
今でも息子くんが生まれた日が人生で一番絶望した日だと思ってます。
母親としてどうかとは思うけどこれが正直な気持ち。